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オペルの新型PHEV、1回の充電と給油で「航続1115km」達成
オペルは、新型プラグインハイブリッド車(PHEV)『グランドランド』の長距離走行テストを実施し、1回の充電と給油で1115kmの走行に成功したことを発表した。
このテストは、実際の通勤ルートを想定し、高速道路や一般道、市街地など様々な走行環境で行われた。気温11度、雨天という厳しい条件下で、19インチの冬用タイヤを装着して実施された。
テストの結果、『グランドランドPHEV』は平均速度80km/h、平均燃費4.6リットル/100km(約21.7km/リットル)という高効率を達成。全走行距離の約3分の1にあたる380kmを電気走行で走破した。
システム出力143kW(195hp)、最大トルク350Nmを発揮するグランドランドPHEVは、電気走行による通勤と長距離ドライブの両立が可能な車両であることを示したという。
オペルは、この結果が同社の掲げる「グリーノベーション」と持続可能性への取り組みを示すものだとしている。リサイクル材の使用やクロムメッキの廃止など、環境に配慮した設計も特徴だ。
さらに、ドライバーの快適性にも配慮し、AGR認証の人間工学に基づいたシートや、グレアフリーのインテリ・ラックスHDライト、ヘッドアップディスプレイなどの先進技術を搭載している。