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スズキ、『ジムニーノマド』の受注を一時停止…想定超える5万台の注文で生産体制見直しへ

  • 《写真撮影 高木啓》
  • 《写真撮影 高木啓》
  • 《写真撮影 内田俊一》
  • 《写真撮影 内田俊一》
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  • 《写真撮影 高木啓》
  • 《写真提供 スズキ》
  • 《写真提供 スズキ》

スズキは2月3日、『ジムニー』の5ドアモデルの『ジムニー ノマド』の受注を一時停止すると発表した。1月30日に発表されたジムニー ノマドは、4月3日の発売を予定していたが、スズキの予想を大きく上回る約5万台の注文が殺到したため、受注を一時停止する。

スズキによると、現在の注文数は当初の販売計画台数を大幅に上回っており、生産が追いつかない状況となっている。このため、新規の受注を一時的に停止し、生産体制の見直しを行うことになった。

スズキは「早期に受注を再開できるよう、全社を挙げて取り組んでいく」とコメント。既に注文済みの顧客に対しては「1日でも早く納車できるよう、継続して対応に努めていく」と説明している。

この受注停止に伴い、全国のショッピングモールで予定されていた先行展示会やイベントでの展示も中止となる。スズキは顧客に対し、「多大なるご迷惑をお掛けいたしますことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を述べている。

ジムニーノマドは、3ドアの『ジムニーシエラ』に加わる5ドアモデルだ。室内空間の拡大や利便性の向上が図られ、より幅広い用途での使用が可能になったことが、今回の人気の要因と見られる。