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ボルボ、ツインモーター422馬力の『EX30』を米国投入へ

  • 《photo by Volvo Cars》
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ボルボカーズは、2025年モデルとして、小型電動SUV『EX30』を米国市場に投入すると発表した。

EX30は2023年6月に発表されて以来、欧州市場で人気を博している電気自動車(BEV)だ。日本でも2023年末より販売を開始している。米国では最も要望の多かった422hpのツインモーターパフォーマンスモデルが、「Plus」または「Ultra」の2グレードで販売される。価格は4万4900ドル(約700万円)からとなっている。

このツインモーターパフォーマンスモデルは4WDで、ボルボ史上最速の加速を誇る。最大153kWの充電能力を持ち、航続距離は253マイル(約407km)となっている。25分強でバッテリーを10%から80%まで充電することが可能。

EX30の特徴は高性能だけではない。ボルボの伝統である安全性、品質、そしてスカンジナビアンデザインも標準装備されている。

米国市場での電気自動車の競争が激化する中、ボルボはEX30で新たな顧客層の開拓を狙っている。コンパクトなサイズながら高性能を実現し、急速充電にも対応したEX30は、都市部の若い世代や環境意識の高い消費者にアピールしていく。