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メルセデスベンツ『Eクラス』新型、2024年のユーロNCAP「最高の安全車」に選出

  • 《photo by Mercedes-Benz》
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メルセデスベンツは、新型『Eクラス』が欧州の新車アセスメントプログラム「ユーロNCAP」において、2024年の「最高の安全車(Best Performer)」に選出されたと発表した。

これにより、新型Eクラスは2024年にテストされた車種の中で最も安全な車両として認定されたことになる。

ユーロNCAPは、欧州の運輸省、自動車クラブ、保険協会などで構成される組織で、衝突試験やその他の安全性評価を実施している。「最高安全車」の選定にあたっては、成人乗員保護、子供乗員保護、歩行者などの交通弱者保護、安全支援技術の4つの分野における能動的・受動的安全性の加重平均を計算している。

Eクラスは、これらすべての安全カテゴリーにおいて際立ったスコアを獲得した。この結果について、メルセデスベンツグループ取締役会のメンバーで最高技術責任者のマーカス・シェーファー氏は、「メルセデスベンツは安全性の代名詞。私たちは車両安全性の真のパイオニアとして基準を設定している。ユーロNCAPの最高安全車賞が、すべての道路利用者の安全性向上に向けた努力を認めてくれたことを誇りに思う」と語る。

ユーロNCAPのような独立した組織からの評価は、メルセデスベンツの安全システムの非常に高いパフォーマンスレベルを確認するものだ。今回の最高評価は、同社の運転支援システムや安全システムの開発における高い能力を改めて証明している。

この結果は、メルセデスベンツが自動車安全技術の分野でリーダーシップを維持し続けていることを示している。Eクラスの優れた安全性能は、同社が長年にわたって蓄積してきた技術と知見の結晶であり、今後の自動車業界全体の安全基準向上にも大きな影響を与えることが期待されている。