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アキュラ初のEV『ZDX タイプS』が米サンダンス映画祭の公式車両に
ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは、1月24日に米国で開幕する「サンダンス映画祭」の公式車両に、アキュラブランド初のEV、『ZDX』が起用されると発表した。
今回、アキュラは「Acura House of Energy」と名付けた特設会場を設置し、独立系アーティストや新進映画人を支援するプログラムを展開する。GLAADやWIF、ゴールドハウスなどの団体による取り組みにも注目が集まりそうだ。
Acura House of Energyは1月24日にオープンする。有名俳優や脚本家、監督らによるインタビューやパネルディスカッション、交流会、プレミアパーティーなどが予定されている。また、アメリカ作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)と提携し、27回目となる「サンダンスASCAP ミュージックカフェ」も開催。注目のアーティストによるライブパフォーマンスや、映画音楽作曲家と映画製作者による対談なども行われる。
さらに、アキュラはメキシコ出身の著名ストップモーションアーティスト、アンブリス兄弟とのコラボレーションによる新作アートを披露する。これは、アキュラのデザインとエンジニアリングの革新性を表現した作品となる予定だ。
ZDXの高性能グレードの「タイプS」が、アキュラ史上最もパワフルなSUVとして、映画祭の公式車両を務める。
『ZDXタイプS』では、SUVのダイナミクスとドライビングエクスペリエンスを最適化するために、チューニングに取り組んだ。リアのモーターに加えて、フロントにもモーターを搭載する。これにより、最大出力は340hpから500hpに、160hp引き上げられた。アキュラによると、500hpのパワーはアキュラのSUVで最強という。
回りは、ハイパフォーマンスアダプティブダンパーやブレンボ製ブレーキで強化した。タイヤは275/40R22サイズを装着している。