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ジープ27年ぶりのピックアップトラック、発売記念車4190台は1日で完売
FCA傘下の「ジープ」ブランドは4月5日、新型ピックアップトラックのジープ『グラディエーター』(Jeep Gladiator)の発売記念限定車、「ローンチエディション」の全4190台が、1日で完売したと発表した。
発売記念車のローンチエディションでは、アルミ製の専用テールゲートエンブレム、17インチの専用グロスブラックアルミホイール、ファルケン製のオールテレーンタイヤ、インストルメントパネルのモナコシルバーアクセント、赤いステッチ入りのブラックレザーシートを標準装備する。
また、ローンチエディションは、オフロード性能を追求した「ルビコン」グレードがベースだ。ローレンジギア比を備えた2速トランスファーケース、前後のヘビーデューティーアクスル、赤い牽引フック、「Rock-Trac」と呼ばれる4WDシステム、電動の前後アクスルロックシステム「Tru-Lok」を標準装備している。
ローンチエディションの予約受注は4月4日、Jeep 4×4 Dayの1日限り、米国で行われた。予約受注はインターネットのみで、販売台数は限定4190台。「419」の数字は、グラディエーターを生産する米国オハイオ州トレドへの敬意を表し、トレドの市外局番に由来したものだ。
このローンチエディションの全4190台が、4月4日の1日で完売した。ジープブランドで、27年ぶりの復活となるピックアップトラックに対する米国での関心の高さが表れた形となる。