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レクサス『GX』、1インチのサスペンションリフトが標準に…米2025年モデル

  • 《photo by Lexus》
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レクサスは、SUV『GX』の2025年モデルを米国で発表した。標準装備の拡充が図られている。

最も注目すべき変更点は、「オーバートレイル」と「オーバートレイル+」グレードに1インチ(約2.5cm)のサスペンションリフトが標準装備されることだ。これにより、オフロード性能がさらに向上すると期待される。

また、全グレードで電動チルト&テレスコピックステアリングコラムと、ドライバーシート、サイドミラー、ステアリングコラムの位置を記憶するレクサスメモリーシステムが標準装備となる。これらの装備により、ドライバーの快適性と利便性が向上している。

外装色については、エミネントホワイトパール、ネビュラグレーパール、アトミックシルバーなど、グレードに応じて様々な選択肢が用意される。特にオーバートレイルとオーバートレイル+グレードでは、ボディと屋根で色を変えたバイトーンカラーが選択可能だ。

パワートレインは、高効率な3.4リットル V6ツインターボエンジンを採用する。10速オートマチックトランスミッションと組み合わせることで、349hpのパワーと479lb-ft(約649Nm)のトルクを発生させる。これは先代V8の301hpを大きく上回る出力だ。

燃費性能も向上し、高速道路走行時の燃費は21MPG(約11.2km/リットル)と推定されている。また、グレードによって異なるが、最大9096ポンド(約4126kg)の牽引能力を備えている。