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ジープ ラングラー、最強グレード「アンリミテッド ルビコン」追加設定へ

FCAジャパンは、ジープの本格オフローダー『ラングラー』に、卓越したオフロード性能を誇る「アンリミテッド・ルビコン」を追加設定し、5月18日より販売を開始する。

ジープの中でも最強のオフロード性能を誇るのが「ルビコン」だが、日本には4ドア仕様のアンリミテッドをベースとした「アンリミテッド・ルビコン」を導入する。同モデルは副変速機を持つ「ロックトラックフルタイム4×4システム」を装備。Lowレンジの変速比を通常の2.717から4.000にまで低レンジ化し、最終減速比も3.454から4.100へと変更。岩場や凹凸のある急勾配路を、極低速で地を踏みしめるように進む場面で威力を発揮する。

また、必要に応じて任意で後輪のみ、または前後輪両方のディファレンシャルを直結状態にできる前後輪ディファレンシャルロックを装備する。ディファレンシャルを内包する前後アクスルには、ヘビーデューティ仕様となるDana社製の「Dana44」を採用。さらに「電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム」を装備。フロントのスタビライザーを任意に解除することで、悪路でフロントアクスルをより柔軟にストロークさせることができる。

エクステリアでは、専用17インチアルミホイールとマッド&テレインタイヤを装備。またサイドステップは車体のダメージを緩和するロックレールへと変更している。このほかダークグレーのアクセント入りフロントグリルや、ブラック仕様のハードトップおよびフェンダーフレア、フロントフェンダーの「Rubicon」デカールなど、本格オフローダーであることを強調したルックスが与えられている。

インテリアには、専用レザーシートや、レッドカラーのインストルメントパネル(ボディ色がパンプキンメタリックの場合はシルバーカラー)、サブバックなどが取り付け可能なフロントシートバックアタッチメントを装備す。

価格は588万6000円。