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『ランクル250』に搭載、新型スタビライザーの生産能力を1.5倍に増強へ
中央発條は、トヨタの新型『ランドクルーザー250』シリーズに採用された新型スタビライザー「On Demand Disconnectable Stabilizer(ODDS)」の生産ラインを増設すると発表した。
同社は2025年夏頃を目途に、愛知県豊田市にある藤岡工場に約15億円を投資し、ODDSの生産ラインを1ライン増設する予定。この増設により、生産能力は約1.5倍に向上し、年間売上も約30億円の拡大が見込まれている。
ODDSは、ドライバーの操作でサスペンションのストロークを拡大できる高機能スタビライザー。オンロード性能を確保しつつ、オフロードでの優れた走破性と乗り心地の向上に貢献する高付加価値製品だ。
中央発條の独自製品であるODDSは、新型ランドクルーザー250に「Stabilizer with Disconnected Mechanism」として採用された。同社は今後、ODDSの「ディファクトスタンダード化」を視野に入れ、様々な顧客への拡販やアフターマーケット向けの製品投入を目指している。
中央発條は、クリエイティブカンパニーとして信頼され続ける「100年企業」を目指し、社会と人に優しい持続的な企業価値の向上に邁進する姿勢を示している。