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2億年前の石材を使ったベントレー!? 「テクスチャー表現」に匠のワザ光る4台

  • 《photo by Bentley》
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ベントレーは11月20日、マリナービスポークスタジオの創造力を存分に発揮した「テクスチャー表現」コレクションを発表した。このコレクションは、4台の『コンチネンタルGT スピード コンバーチブル』で構成されており、ベントレーランチョミラージュとマリナービスポークチームが共同で製作した。

各モデルには、マリナー独自のカラーパレットからサテン塗装が施されており、その仕上げには最大55時間もの緻密な職人技が注がれている。さらに、2億年前の薄い石材を使用したベニアや、コーチェラバレーの風景をモチーフにしたブラインド刺繍を施した特注アップホルスタリーなど、卓越した特徴が随所に見られる。

コレクションの4台は、それぞれコーチェラバレーの多様な風景からインスピレーションを得ている。星空をイメージしたピーコックブルーサテン、砂丘の流動的な形状を表現したゴーストホワイトパールサテン、夕日に照らされた山々を表現したハバナサテン、そしてブリティッシュレーシンググリーンサテンの4色が採用されている。

内装にも細部にわたる工夫が施されており、座席上部やトノーカバーには、それぞれの風景をモチーフにした特注のキルティングが施されている。例えば、砂丘をイメージしたモデルでは、100時間以上かけて砂丘の流れるような模様を再現している。

ベントレーは、このコレクションを通じて、色彩選択だけでなく、ダイナミカ素材の柔らかな触感、石材ベニアの冷たい感触、キルティングの柔らかな輪郭など、質感や形状にも注目した無限の創造の可能性を顧客に提示している。

「テクスチャー表現」コレクションは、マリナービスポークスタジオの卓越した技術力と創造性を示すショーケースとなっており、高級車市場における新たな表現の可能性を切り開いている。