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ウィラー×東京大学、高速バスの自動運転・隊列走行に関する共同研究成果をWEBで公開

ウィラーと、東京大学 須田義大教授・林世彬特任助教の共著「高速バスの自動運転・隊列走行の社会実装に向けた考察」が、東京大学生産技術研究所より3月1日に発行された「生産研究」に掲載された。

昨今、高速バスの都市間輸送が拡大する中、バス運転手確保や安全性・サービス性向上といった将来的課題を考慮すると、自動運転技術の導入が有益であると考えられる。今回の論文では、内閣官房、ITS戦略室によるロードマップ、制度整備大綱や経済産業省、国土交通省で進められている隊列走行トラックの技術開発状況などを踏まえて、高速バスの自動運転・隊列走行の実装化に向けたコンセプトを検討した結果を紹介している。

ウィラーでは今後、利用者、バス事業者、道路事業者、関係官庁、研究開発者など、すべての関係者にとってメリットが得られるようなエコシステムの構築を行い、社会受容性を踏まえた社会実装に役立てていきたいとしている。