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スピードイエロー鮮やかに、ハイブリッド高性能セダンに進化した新型BMW『M5』

  • 《photo by BMW》
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BMWは、ハイパフォーマンスセダン『M5』の新型の新たな写真を公開した。ドイツ・ミュンヘンで撮影された写真には、これまでのM5のイメージを覆すような鮮やかな「スピードイエロー」の車体が収められている。

新型M5は日本でも10月より販売を開始、11月中旬より順次納車をおこなう。新型はBMWの最新技術を結集したプラグインハイブリッドシステムを採用し、史上最強のパワーユニットを搭載している。

新型M5の心臓部には、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせた「M HYBRIDシステム」が採用された。ガソリンエンジンは最高出力585ps、最大トルク750Nmを発揮。これに197psの電気モーターを組み合わせることで、システム全体では最高出力727ps、最大トルク1000Nmという驚異的な性能を実現している。

エンジンには、モータースポーツ由来の高効率クロスバンク型ツインターボシステムが採用されている。これにより、鋭いレスポンスとスムーズな加速を両立させている。

トランスミッションには、M専用に開発された8速Mステップトロニックが採用された。電気モーターをトランスミッションハウジングに組み込むことで、コンパクトな設計を実現している。さらに、BMWグループが特許を取得したプリ・ギアリング技術により、電気モーターの発生トルクを450Nmまで増強することに成功した。

新型M5は22.1kWhの大容量バッテリーを搭載し、約70kmのEV走行を実現している。これにより、日常的な短距離移動ではゼロエミッションでの走行が可能となった。