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MINIハッチバックとコンバーチブル「JCW」に改良新型、231馬力ターボ搭載…内外装もリニューアル

  • 《photo by MINI》
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MINIは10月23日、3ドアハッチバックとコンバーチブルの「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」改良新型を欧州で発表した。最大出力231hp、最大トルク380Nmを発生する2リッターターボエンジンを搭載している。

改良新型JCWの0-100km/h加速は3ドアハッチバックが6.1秒、コンバーチブルが6.4秒を記録。最高速度は3ドアハッチバックが250km/h、コンバーチブルが245km/hに達する。

パワフルなエンジンと組み合わされるのは、スポーティなデュアルクラッチ式オートマチックトランスミッション。ステアリングホイールの左右に配置されたパドルシフターを使用することで、よりモータースポーツ的な走りを楽しむことができる。

走行性能を高めるため、サスペンションセッティングは特別にチューニングされており、MINIならではのゴーカートフィーリングと俊敏なハンドリングを実現している。ブレーキシステムには、JCWロゴが入ったチリレッドのキャリパーを採用。要求の厳しい走行状況でも正確で安全な制動を可能にしている。

外観デザインも大幅に刷新された。フロントグリルは光沢のあるブラックで仕上げられ、3色のJCWロゴと大型のエアベントが特徴的だ。エンジン冷却と空力性能向上のため、赤い反射板付きの追加エアインレットも装備されている。

オプションで選択可能なボンネットストライプは、レーシングの伝統を想起させるスポーティなデザインとなっている。リアビューでは、空力性能を高めるリアスポイラーとブラックのリアディフューザーが目を引く。センターに配置されたテールパイプは、パワフルな性能を視覚的に強調している。

インテリアは、JCWモデル特有の赤と黒のカラースキームを基調としたピュアなデザインだ。スポーツシートは、ダイナミックな走りに対応する強固なサポート性能を備えている。ダッシュボードには、MINIジョン・クーパー・ワークスのレーシングヒストリーを想起させる黒と赤のパターンを採用した編み込み表面が施されている。

改良新型JCWモデルには、「Go-Kartモード」と呼ばれる特別な走行モードが用意されている。このモードでは、コックピットの雰囲気が完全にパフォーマンスとモータースポーツの雰囲気に合わせて調整される。ディスプレイには速度だけでなく、トルクや出力、現在のGフォースなど、パフォーマンス関連のデータが表示される。