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BMW『2シリーズグランクーペ』改良新型…前後エンドが新デザインに、内装も一新
BMWは、小型4ドアクーペ『2シリーズグランクーペ』の改良新型を欧州で発表した。
改良新型は、スポーティな外観デザインと新しい内装を特徴としており、プレミアムコンパクトセダン市場での競争力強化を図っている。
外観デザインは、表現力豊かなフロントセクション、ダイナミックに伸びたシルエット、力強いリアデザインが特徴だ。BMWのトレードマークであるキドニーグリルは、ヘッドライトの下に配置され、垂直と斜めのバーを組み合わせた革新的な構造を採用している。これにより、路面にしっかりと張り付いたような低重心の印象を与えている。
標準装備のLEDヘッドライトには、デイタイムランニングライトとターンインジケーターの垂直要素が組み込まれている。オプションで、グレアフリーのマトリックスハイビームや、コーナリングライト機能を備えたアダプティブLEDヘッドライトも選択可能だ。リアのデザインも一新され、左右に分割されたテールランプが特徴になる。
改良新型のボディサイズは、全長が20mm拡大して4546mmとなった。ホイールベースは2670mm、全幅は1800mm、高さは25mm増の1445mmとなっている。
内装は、標準でレザーフリーのデザインを採用している。オプションで、手縫いのコントラストステッチを施したメーターパネルと組み合わせたVeganza/アルカンターラトリムが選択可能だ。ダイナミックに光るアルミニウム製インテリアトリムも、洗練されたスポーティな雰囲気を演出している。
BMWカーブドディスプレイや新デザインのギアセレクターは、インテリアの先進的な性格を強調している。新設計のシートは長距離ドライブでの快適性を高めており、オプションでスポーツシートやMスポーツシートも用意されている。
最上位モデルの「M235i xDriveグランクーペ」は、221kW/300hpの4気筒ターボエンジンを搭載。0-100km/h加速は4.9秒の高性能を実現している。