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トヨタ『スプリンターカリブ』が23年ぶりに復活の噂! カローラツーリングとは異なるテイストに

  • 《KOLESA RU/APOLLO》
  • 《KOLESA RU/APOLLO》
  • 《KOLESA RU/APOLLO》
  • 《photo by Toyota》
  • 《写真提供 トヨタ自動車》

トヨタがかつて販売していた、『スプリンターカリブ』の名が復活するという噂をキャッチ、早速予想CGを入手した。

スプリンターカリブは、「乗用車ベースの四輪駆動」というカテゴリーの元、1982年に登場した4WDステーションワゴンだ。初代に関しては、「スプリンター」の名を持つものの、基本設計は『ターセル』がベースだった。2代目から『カローラ』系統の設計になり、第3世代まで存続したが、2002年に生産終了した。このとき同時に「スプリンター」の名も34年の歴史の幕を閉じている。

現在、欧州トヨタでは「カローラツーリングスポーツ」をベースに開発されたクロスオーバー、「カローラTREK」、日本市場では「カローラツーリング」が存在するが、スプリンターカリブには独自の特性があり、その復活を希望する声が大きい。

Kolesa Ruが提供してくれたのは12代目カローラステーションワゴンをベースにした予想CGだ。カリブは通常のカローラに比べてルーフレベルが高い。ルーフにルーフレールがインテグレートされているのが特徴だ。そのほかエクステリアの特徴として、バンパーを含むボディ下部のシルバーのプラスチック製ボディキットがある、ドアとバンパーの端に見られる、第3世代ステーションワゴンと同様の、黒いモールディングの幅広のストリップも特徴だろう。

車は全地形対応なので、最低地上高が高い。Dピラーはボディ同色とし、LEDテールライトは、オリジナルを彷彿させる、テールゲートウィンドウを縁取るように垂直に配置されているのも特徴と言えそうだ。

カリブ新型には「モジュラーTNGA」(Toyota New Global Architecture)プラットフォームを採用、全輪駆動トランスミッションが標準装備し、最高出力200psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジン搭載のハイブリッドモデルが予想される。カローラTREKよりもパワフルで、SUV寄りの雰囲気が期待できそうだ。

はたしてスプリンターカリブは、スプリンターの名とともに復活するのか。早ければ2025年にも実現する!