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日本の軽が世界へ! スズキ『エブリイ』、軽自動車サイズ&660ccエンジンでパキスタンに登場
スズキのパキスタン子会社、パックスズキモーター社は、新型『エブリイ』を発表した。11月上旬より販売を開始する。
新型エブリイは、パキスタンで長年愛用されてきたワンボックスタイプのコンパクトバン『ボラン』の後継モデルとなる。日本で販売している軽自動車「エブリイ」と同じボディサイズ、エンジン排気量を採用。ボディサイズは、全長×全幅×全高が3395mm×1475mm×1895mm。エンジンは、R06A型の660ccで、トランスミッションは5MTを組み合わせている。
日常の使い勝手の良さや広い室内空間、高い積載能力はそのままに、配達などの業務のほか、レジャーや日々の通勤通学にも使用できるマルチユースなコンパクトバンを現地のニーズに合わせたパッケージングで提供する。
パックスズキが日本の軽自動車と同じボディサイズ、エンジン排気量を採用したモデルを生産・販売するのは、2019年6月に販売を開始し好評を得ている『アルト』に続いて2車種目となる。
パックスズキは1982年の生産開始以来、日本の軽自動車をベースとしたモデルを中心に、信頼性が高く求めやすい価格のコンパクトカーを提供してきた。2023年度のパキスタン国内販売台数は4万2986台、シェアは45%に達している。
スズキは今後も「生活を支えるモビリティ企業」として、地域社会に貢献する企業を目指していく。