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VW『トランスポーター』新型を世界初公開、荷室、経済性が全方位で進化
フォルクスワーゲンは9月15日、新型『トランスポーター』を「IAAトランスポーテーション2024」のプレビューイベントで世界初公開した。
7世代目となる新型は、スペースの拡大、積載量の増加、最大トレーラー重量の向上、経済効率の向上など、各機能が新たなレベルに引き上げられている。また、最新のアシストシステムが安全性を高め、考え抜かれたコックピットと操作要素が日常の作業を容易にする。
フォルクスワーゲンは、新型トランスポーターをパネルバン(貨物輸送向け)、パネルバン「プラス」(荷室、2列目シート、さまざまな仕切り)、クルーバス(乗客輸送向け)、およびプラットフォームボディと長いホイールベースを持つダブルキャブを設定する。クルーバスとパネルバンのバージョンは、ハイルーフとロングホイールベースをオプションで選択できる。
積載量は1.33トンに達し、通常のホイールベースと屋根を持つパネルバンの収納容量は10%以上増加して5.8立法mとなった。ロングホイールベースとハイルーフを持つパネルバンの収納容量は9.0立法mに達する。最大積載量は1.33トン(0.13トン増加)で、これにより高い積載量に対応する。フォルクスワーゲンはまた、最大トレーラー重量を0.3トン増加させ、12%の勾配で2.8トン(ブレーキ付き)に達する。
新型トランスポーターは、商用車市場においてさらなる競争力を追求している。安全性と効率性の向上により、業務の効率化と安全性の確保が図られている。