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メルセデスAMG GT 改良新型、量産第一号車の585馬力「GT Rプロ」がラインオフ

メルセデスベンツは3月28日、改良新型メルセデスAMG『GT』の生産をドイツ・ジンデルフィンゲン工場で開始し、量産第一号車となるメルセデスAMG『GT Rプロ』がラインオフした、と発表した。

メルセデスAMG GT Rプロは、改良新型メルセデスAMG GTシリーズの頂点に位置し、サーキットでのパフォーマンスを追求したモデルだ。レーシングカーの「GT3」と「GT4」のノウハウを応用し、サスペンション、軽量化、エアロダイナミクスなどに、レーシングカーのノウハウが採用された。日本市場にも限定20台が導入され、価格は2900万円だ。

メルセデスAMG GT Rプロには、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。このエンジンは、ブースト圧を変更した新しいターボチャージャーの採用をはじめ、吸排気系やエンジンコンピュータなどをチューニングした。

この結果、最大出力585hp/6250rpm、最大トルク71.4gm/1900-5500rpmを獲得する。トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトDCT 7だ。動力性能は、0~100km/h加速3.6秒、最高速318km/hのパフォーマンスを実現している。