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アウディ『Q5』新型発表、A5と同じ新プラットフォーム初採用…MHEVで燃費も向上
アウディは9月2日、SUVの『Q5』新型を 欧州で発表した。このモデルは、プレミアムプラットフォームコンバッション(PPC)を初めて採用したSUVであり、効率的な部分電動化エンジンを搭載している。
Q5は過去15年以上にわたり、ドイツおよびヨーロッパのミッドサイズSUV市場で人気を博してきた。新型Q5は、さらにモダンでダイナミックなデザインを特徴としており、MHEV(マイルドハイブリッド)などの技術により燃費が向上している。最新のインフォテインメントシステムや運転支援システムも搭載されており、カスタマイズ可能なデジタルライトシグネチャーも採用された。
新型Q5は、アウディの第3世代モデルとして登場。2008年に初代モデルが発売されて以来、プレミアムブランドセグメントを支配してきた。新型Q5は、アウディ『A5』新型と同様にPPCプラットフォームを採用しており、これにより高い技術基準を持つモデルを多様なセグメントで展開することが可能となっている。
新型Q5は、メキシコのサンホセ・チアパ工場で生産され、北米市場への近接性が重要な要素となっている。このモデルは、燃焼エンジンと部分電動化モデルを備えたSUVラインナップの更新を開始するものとなる。
新型Q5の室内は、快適な空間を提供し、特に後部座席は長さ方向に調整可能で、トランク容量や後部座席の快適性を向上させることができる。後部座席を倒すと、最大1473リットルの容量が確保される。
外観デザインはさらにスポーティで、従来モデルよりも自信に満ちたフロントデザインが特徴だ。新型Q5は、3つのバージョン(ベーシック、アドバンストエクステリア、Sラインエクステリア)が設定され、11色のカラーバリエーションが用意されている。
新型Q5は、17インチから21インチのアルミホイールを装備し、オプションで空力的に最適化されたホイールも選択可能だ。SラインエクステリアとSモデルには、標準で19インチホイールが装備されている。