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最後のV8エンジン、日産の大型SUV『パトロール』2024年型を中東で発表
日産自動車は8月23日、大型SUV『パトロール』の2024年モデルを中東で発表した。
2024年モデルは9つのバリエーションと2つのエンジンを用意し、顧客の多様なニーズに応える。4.0リットル V6エンジンと5.6リットル V8エンジンの2種類があり、特にV8エンジンは今回が最終モデルとなる。次世代モデルではV6エンジンが主流となり、自然吸気または過給機付きの選択肢が設定される予定だ。
4つのトリム(XE、SE、Titanium、Platinum City)に搭載される4.0リットル V6エンジンは275hpのパワーと394Nmのトルクを発揮し、パワーと効率のバランスを追求している。
一方、LE T1、LE、Titanium、Platinum Cityのトリムに搭載される5.6リットル V8エンジンは400hpのパワーと560Nmのトルクを引き出す。日産のハイドロリックボディモーションコントロール(HBMC)サスペンションシステムと組み合わせることで、あらゆる地形で安定した走行を実現しているという。
V6およびV8モデルの各車は、快適性、接続性、全体的な運転の楽しさを高める先進的な技術機能を備えている。特に、パトロールV8の最上位モデル「NISMO」は、日産の匠の技術者によってチューニングされたV8エンジンを搭載し、428hpのパワーと560Nmのトルクを発揮する。空力性能とスポーツチューンドサスペンションも強化されており、モータースポーツにインスパイアされた走行体験を追求している。