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入門グレード復活で『カムリ』に対抗、ヒョンデのミドルセダン『ソナタ』2025年モデル発表

  • 《photo by Hyundai》
  • 《photo by Toyota》

ヒョンデは8月26日、ミドルセダンの『ソナタ』の2025年モデルを米国で発表した。トヨタ『カムリ』新型などと競合するモデルだ。

2025年モデルでは、顧客により手頃なエントリーモデルを販売するため、「SE」グレードが再設定された。2万6650ドル(約385万円)というベース価格を武器に、市場にアピールする。

2025年モデルのSEは、16インチのアルミホイール、12.3インチのタッチスクリーン、ワイヤレスAndroid AutoおよびApple CarPlay、近接キーとプッシュボタンスタート、そして自動ヘッドランプコントロールなどを標準装備した。また、SELコンビニエンスパッケージは独立したグレードに昇格した。

ソナタの購入者は、多様なエンジンオプションから選ぶことができる。2.5リットル、2.5リットル T-GDI、および2.0リットルハイブリッドの3つの異なるパワートレインが用意されている。2.5リットル GDIエンジンを搭載したソナタSELは、オプションでHTRAC全輪駆動(AWD)を選択できる。このAWDは、全天候対応能力を向上させている。

燃費と航続を重視する購入者には、『ソナタ・ハイブリッド』が3万1000ドル(約447万円)から用意される。高性能を求めるドライビングエンスージアストには、パワフルなSmartstream 2.5LターボGDIエンジン、デュアルクラッチトランスミッション、アグレッシブな外観を持つ「Nライン」が3万5250ドル(約509万円)から用意されている。