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SUVなのに96km/hまで3.5秒の“弾丸”! ダッジ『デュランゴ SRTヘルキャット』に「シルバーバレット」

  • 《photo by Dodge》
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ステランティス傘下のダッジブランドは8月19日、HEMIエンジンを搭載したSUV『デュランゴ』の生産20周年を記念して、2025年モデルのデュランゴに「SRTヘルキャット・シルバーバレット」を米国で設定すると発表した。

2004年モデルから、5.7リットルのV8 HEMIエンジンがデュランゴにオプションとして用意され、同年から本格的な生産が開始された。この新しい特別仕様車は、伝説的なエンジンとダッジブランドの3列シートパフォーマンスSUVの強力な組み合わせの歴史を祝うものだ。

デュランゴ SRTヘルキャット・シルバーバレットは、SUVでありながら0-96km/hを3.5秒で達成し、クォーターマイル(約400m)を11.5秒で走破、最高速は290km/hに達する。特別仕様車では、専用装備を組み合わせて、プレミアム性をさらに高めている。

トリプルニッケルの外装色で限定生産されるこのモデルは、サテンブラック塗装のフード、グレーメタリックのSRTヘルキャットバッジ、サテンブラックのテールランプバッジ、SRTブラックのエキゾーストチップ、赤い6ピストンブレンボブレーキシステム、20インチのライトアウト仕上げホイール、エボニーレッドナッパレザーシートなど、特別な装備が施されている。

エンジンはスーパーチャージャー付き6.2リットルのV8 HEMIヘルキャット(最大出力710hp)で、トルクフライト8HP95 8速オートマチックトランスミッションと組み合わされている。ステアリングホイールに取り付けられたパドルシフトによる手動シフトが可能で、7つのドライブモード(オート、スポーツ、トラック、スノー、トウ、エコ、バレット)が切り替えられる。

標準装備のSRTパフォーマンスページでは、タイマー、Gフォース、ゲージ、エンジンおよびダイノ読み取り値など、車両のパフォーマンス情報を表示する。ドライブモードの設定やレースオプションにより、ローンチコントロールやシフトライト機能の調整が可能。

さらに、10.1インチのタッチスクリーン、ワイヤレスApple CarPlay、Android Auto、ワイヤレス充電、825ワットのアンプを備えた19スピーカーのハーマンカードンサウンドシステム、2列目コンソール、サンルーフなどが標準装備されている。ADAS機能として、ブラインドスポットモニタリング、前方衝突警告、アダプティブクルーズコントロール、レーンデパーチャーワーニングプラスなどが含まれている。