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日本では生産終了の三菱『RVR』、米国は2025年型が登場 「後席置き去り防止」を標準化

  • 《photo by Mitsubishi Motors》
  • 《写真提供 三菱自動車》

三菱自動車(Mitsubishi Motors)の米国部門は8月6日は、『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』に相当)の2025年モデルを発表した。

日本向けのRVRは2024年春に生産を終了し、現在は在庫車の販売となっている。しかし、米国向けのアウトランダースポーツは、2025年モデルでも継続販売される。

アウトランダースポーツは、長年にわたり三菱自動車の北米市場におけるのベストセラーモデルの一つであり続けた。冒険心と優れた価値を兼ね備えた車両として評価されている。

2025年モデルのアウトランダースポーツは、全車に三菱のオールホイールコントロール(AWC)が標準装備されている。AWCは、あらゆる路面状況に対応できる駆動システムであり、ドライバーに高い安定性とコントロール性を提供する。

さらに、三菱は安全性への取り組みを強化している。2024年モデルから導入された「後部座席アラート機能」が、2025年モデルでも引き続き標準装備される。この機能は、後部座席に人やペットが残されている場合に警告を発するもので、子どもやペットの置き去り防止に役立つ。