注目の自動車ニュース
レース一族によるエンジニアリング企業が、ポルシェ911をハイパーカーに変える
英国のRMLグループは8月5日、ポルシェ『911』ベースのハイパーカープロジェクトを発表した。
RMLグループは、1930年代からレースに携わり続けたマロック一族のレイ・マロックが1984年に設立したエンジニアリング企業(正式名称:レイ・マロック・リミテッド)。自身もレーサーであったレイはの指導の下、同社はチャンピオンシップを獲得するモータースポーツと精密自動車エンジニアリングに特化してきた。
今回、創業40周年を迎えたのを機に、ポルシェ911ベースのハイパーカープロジェクトを発表した。RMLグループのエンジニアリング部門が、ル・マンのハイパーカーの影響を受けた開発を進めているという。
「P39」と呼ばれるアップグレードパッケージは、911シリーズ全体に対応するもので、エンジンと空力性能を向上させるカスタマイズメニューを用意する。
現在、RMLグループは自動車業界の多様なニーズに応えるために拡大しており、最近ではロータスとベントレーの元上級幹部、ポール・ディキンソン氏を新たな運営責任者として迎え、成長を推進している。
短期製造プロジェクトから継続生産車、レーシングカーから高性能バッテリーパックに至るまで、RMLグループは創業以来の「エンジニアリングの卓越性」という原則を守り続けている。