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オペルのミニバン『コンボ』にEV登場、航続345km
オペルは7月8日、MPVの『コンボ』新型の受注を欧州で開始した、と発表した。新型には、EVの『コンボ・エレクトリック』が設定されている。
この実用的な電動ファミリーバンは、オペルの特徴的なフロントマスクを備え、一目で認識できるデザインとなっている。また、「インテリ・ラックスLEDマトリックスライト」を初めて搭載している。
新型コンボ・エレクトリックは、直感的なマルチメディアインフォテインメントシステムを備え、10インチのカラータッチスクリーンやワイヤレススマートフォン接続が標準装備されている。さらに、18種類の電子アシスタントシステムが搭載された。航続は最大345km(WLTPサイクル)で、従来モデルより約60km延長されている。
新型コンボ・エレクトリックのモーターは、最大出力136hp、最大トルク270Nmを発揮する。最高速は135km/hに達する。エコ、ノーマル、パワーの3つのドライビングモードが選択可能で、回生ブレーキシステムは3段階で調整できる。11kWのオンボードチャージャーを標準装備し、100kWのDC急速充電ステーションでは約30分で80%まで充電できる。
新型コンボは、最大7人乗りで、全長は4410mmと4760mmの2種類から選べる。「コンボXL」は最大4000リットルの荷室容量を持ち、27の収納オプションやパノラマルーフも選択できる。
新型コンボは、アダプティブクルーズコントロール、180度リアビューカメラなど、最新の運転支援システムを搭載している。デジタル10インチのドライバーインフォメーションディスプレイも注文可能で、エネルギー消費や充電状況を表示する。