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直6ターボさらにパワーアップ、操作まわりも刷新のBMW『M2』、グッドウッド2024でお披露目

  • 《photo by BMW》
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BMWは7月11日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」に、高性能小型2ドアクーペ『M2』の改良新型を出展する。

改良新型M2は、『2シリーズクーペ』がベースの高性能モデルだ。改良新型のMアルミホイールは、ダブルスポークデザイン。ジェットブラック仕上げで、フロントが19インチ、リアが20インチ。オプションとして、シルバー仕上げのMアルミホイールも用意されている。

新しいデザインのステアリングホイールも採用した。標準装備のMレザーステアリングには、12時位置の赤いセンターマーカーや車両セットアップを選択するための2つのMボタンが付く。オプションでMアルカンターラステアリングホイールも設定されている。

パワートレインには、電子制御ウェイストゲートを備えたMツインパワー・ターボ・テクノロジーを搭載する。この直列6気筒エンジンには、高精度インジェクション、VALVETRONIC可変バルブタイミング、Double-VANOS完全可変カムシャフトタイミングが採用されている。このエンジンは、剛性の高いクランクケース、スリーブフリーのクローズドデッキ構造、軽量設計の鍛造クランクシャフト、ワイヤーアークスプレー鉄コーティングのシリンダーボア、3Dプリントコアのシリンダーヘッドなどが特長。これにより、エンジンは迅速な応答性、高回転性能、サーキットでの高性能を実現している。

M専用の冷却システムは、重負荷時でもパワートレインコンポーネントが最適な動作温度を維持するよう設計されている。オイル回路もアクティブな走行状況に対応できるよう設計されており、マップ制御オイルポンプが縦方向および横方向の加速時でも信頼性のあるオイル供給を実現する。

これらの改良により、20hpのパワーアップを果たした。新しい3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力480hpを発揮する。エンジンの駆動力は、標準装備の8速Mステップトロニックトランスミッションを通じて伝達される。ドライブロジックボタンを使用すると、3つの異なるシフト特性を選択できる。また、最新のMデザインのセレクターレバーとステアリングホイールのパドルシフトも装備している。

さらに、6速マニュアルギアボックスもオプションで選択可能。どちらのトランスミッションを選択しても、0-100km/h加速時間を0.1秒短縮し、8速Mステップトロニックで4.0秒、6速マニュアルの場合4.2秒で駆け抜ける。