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大きくなったMINI『カントリーマン』、初の全輪駆動EVの新写真を公開!
MINIは7月1日、小型SUV『カントリーマン』新型のEVの新写真を公開した。高性能仕様の「カントリーマンSE ALL4」だ。
新型には、2種類のEVがラインアップ。このうち、高性能仕様のカントリーマンSE ALL4は、ブランド初の全輪駆動のEVとなる。フロントとリアのアクスルにモーターを組み込み、ブースト時には最大出力313hp、最大トルク50.4kgmを引き出す。0-100km/h加速は5.6秒、最高速は180km/h。バッテリーの蓄電容量は66.45 kWh。1回の充電での航続は、最大で433km(WLTPサイクル)に到達する。
新型の全長は、従来型比でおよそ130mm伸びて4433mmに。全高も引き上げられて、1656mmになった。これにより、乗員のスペース性と快適性を追求している。
インテリアの中央には、MINIを象徴する丸型のセンターインストルメントディスプレイを装備。新型では、有機ELディスプレイという形で再解釈されている。MINIは自動車メーカーとして世界で初めて、全面が使用可能な丸型のタッチディスプレイを採用した。
有機ELディスプレイは直径240mmで、インストルメントクラスターとオンボードモニターの機能を兼ね備える。フレームレスの洗練されたデザインで、上質な雰囲気を追求した。
タッチコントロールは新しいミニマルなユーザーインターフェイスを備え、インフォテインメントと空調などの機能が統合されている。シンプルなダッシュボードに丸型センターディスプレイを搭載したMINIは、クラシックMINIの伝統的なデザインを継承している。