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ホンダ CR-V の燃料電池車、米国はリースのみ…7月9日カリフォルニア州で発売へ
ホンダ(Honda)は、7月9日にアメリカ初の量産プラグイン水素燃料電池車の『CR-V e:FCEV』を米国カリフォルニア州で発売する。ホンダの米国部門が6月26日に発表した。
現地では、リースで販売される。リースオプションは3種類あり、ほとんどの顧客が月額459ドルの3年/3万6000マイルのリースを選ぶと予想されている。このリースには、リース期間中に利用できる1万5000ドル分の水素燃料補給クレジットが含まれる。
CR-V e:FCEVは、EPA(米国環境保護庁)から、約435kmの航続認定を受けており、新しい米国製の燃料電池システムとプラグイン充電機能を組み合わせている。これにより、街中でのEV走行が最大約47km可能で、長距離移動時には時間のかからない水素補給が行える。
CR-V e:FCEVのリースは、カリフォルニア州の12のホンダディーラーで利用できる。これには、南カリフォルニア(ロサンゼルスおよびオレンジカウンティ地域)の6つのディーラー、サンフランシスコベイエリアの5つのディーラー、サクラメント地域の1つのディーラーが含まれる。
リースプログラムでは、カリフォルニア州内でのAvisレンタカーが最大21日間利用でき、24時間365日のロードサイドアシスタンス、そしてカリフォルニア州のクリーンエアビークルステッカーが含まれる。これにより、1名乗車でもHOVレーンを走行できる。なお、米国でのCR-V e:FCEVはリースのみで、購入することはできない。
CR-V e:FCEVには、10.2インチのデジタルメーター、9インチのタッチスクリーン、ワイヤレスのApple CarPlayおよびAndroid Auto、ワイヤレス充電、12スピーカーのBoseプレミアムオーディオシステム、ヒーター付き電動フロントシート、ヒーター付きステアリングホイール、デュアルゾーンエアコン、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート、駐車センサー、そしてバイオベースのレザーシートなどの持続可能な素材が採用されている。また、充電および電力供給データに加えて、水素ステーション情報を表示するHondaLinkが付く、としている。