注目の自動車ニュース
6輪トラックはオフロードが得意、メルセデスベンツ『アロクス 6×6』…防衛・安全保障展示会に出展予定
メルセデスベンツは6月17日、フランス・パリで開幕する防衛・安全保障展示会「ユーロサトリ」に、『アロクス6×6』を出展する。ダイムラートラックが6月7日に発表した。
メルセデスベンツの特別車両部門が開発したアロクス6×6は、『ゼトロス』シリーズと同じエンジンを搭載している。「OM460」型直列6気筒ディーゼルエンジンは最大出力421hpを発揮する。
アロクス6×6は、重装備の運搬に適したセミトレーラートラクターだ。とくにオフロードでの走行に強みを持つ。
また、アロクス6×6は、ツインタイヤとダブルウインチを装備しており、これにより損傷した車両の回収や低床トレーラーへの積み下ろしを可能にした。ダブルウインチは、2本のケーブルを使用して重い車両を引き上げることができ、特に装甲トラクターユニットとしての運用に適している。
この車両は、厳しい気候や環境条件下でも高い性能を発揮するよう設計されている。重装備運搬において信頼性の高い選択肢となる、としている。