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BMW『5シリーズ』新型にワゴン「ツーリング」、納車を欧州で開始

  • 《photo by BMW》
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BMWは5月29日、ミドルクラスワゴンの『5シリーズ・ツーリング』(BMW 5 Series Touring)新型の納車を欧州で開始した、と発表した。

5シリーズ・ツーリング新型のエクステリアは、ダイナミックに引き伸ばされたプロポーションとゆったりとデザインされたボディが特長だ。従来モデルと比較して、新型5シリーズ・ツーリングは全長が97mmプラスの5060mm、全幅は32mmプラスの1900mm、全高は17mmプラスの1515mmとした。新型のホイールベースはクラス最長の2995mmで、従来よりも20mm延長されている。

新型BMW 5シリーズ・ツーリングは、新しいデザイン言語により、スポーティさに加えて、エレガンスとセダンらしい格式のある存在感を強調している。フロントのデザインは、現代的な解釈によるツインヘッドライトとBMW伝統のキドニーグリルを垂直方向に拡大し、やや前方に突き出たシャークノーズ&ロングボンネットが特長だ。ほぼ垂直に配置されたLEDには、デイライトライニングライトとウィンカーの機能を持たせた。キドニーグリルには、夜間走行時にBMWブランドの象徴である造形を印象的にライトアップする「BMWアイコニック・グロー」が装備できる。

サイドビューでは、フラットなウィンドウグラフィックと長いルーフスポイラーが、スポーティかつエレガントな2ボックスデザインを強調している。力強い形状のリアのホイールーチは、フラットなリアウィンドウとともに、新型のワイドさを表現するものだ。L字型のクロームバーがLEDテールライトエレメントを分割し、サイドセクションまで伸びている。

新型のインテリアは、BMWならではの「駆けぬける歓び」を追求した。長距離走行で快適性を実現するデザインエレメントが採用されている。 広いスペース、随所に取り入れられたモダンな機能、高性能のオーディオ、高品質な素材、高度なデジタルサービスがインテリアを特長づけている。

新型はシート、ダッシュボード、ドアパネルの表面に加えて、ステアリングホイールを、地球環境に配慮し、植物を主原料とした持続可能な素材で仕上げた。この「ビーガン・インテリア」は、上質なレザーと同等の柔らかさと風合い、耐久性を追求している。