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トヨタ『カムリ』新型…ベストセラーはどこが新しくなったか?
トヨタ『カムリ』はアメリカ市場で22年間ベストセラーセダンの座を守ってきた。その理由は、目を引く外観、品質、信頼性にある。新型の2025年型は、これらの成功を受け継ぐべく、ハイブリッド専用車として、スポーティな外観、新しい内装デザイン、印象的な技術機能を組み合わせた。
トヨタは自身のハイブリッド技術を「業界をリードする」と自負しており、9代目となる新型カムリはその最高峰だという。新型は、第5世代のトヨタハイブリッドシステム(THS 5)を2.5リットル4気筒エンジンと組み合わせ、標準で前輪駆動(FWD)モデルに225馬力、電子制御オンデマンド全輪駆動(AWD)搭載モデルに232馬力を発揮する。また、LE FWDグレードでメーカー算出の燃費は複合モードで21.7km/Lだ。
ハイブリッドモデルに電子制御オンデマンドAWDが初めて提供(オプション)される。専用の後輪電動モーターを備えたAWDシステムは、悪天候時や停止からの加速、カーブを曲がる際など、必要に応じて後輪にトラクションを提供する。
新型カムリは、2024年の春遅くにトヨタディーラーに到着する予定で、メーカー希望小売価格は2万8400ドル=約440万円からとなっている。これは、旧型カムリ・ハイブリッドのベースグレードよりも400ドル以上安く、より多くの標準装備が含まれている。