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フィアットがSUVコンセプト発表…新デザイン言語を導入
フィアットは2月25日、SUVコンセプトを欧州で発表した。フィアットのオリヴィエ・フランソワCEOは同日、フィアットの製品ラインアップの次のステップを発表し、その中の1車種だ。
新しいモデル群は、世界中のストリートを制覇し、ブランドのラインナップを完成させるためにデザインされている。ステランティスグループの一員として、フィアットは車体設計に新開発のグローバルプラットフォームを利用し、それにイタリアン・クリエイティビティ、すなわち美しさとシンプルなソリューションとを組み合わせるというのがレシピだ。
コンセプトカーのひとつは、広々とした室内空間を備えたファミリー向けSUVだ。アクセシブルで革新的、かつ持続可能なモビリティのパイオニアとしてのフィアットの精神を表現している。このSUVコンセプトは、フィアットブランドが家族の移動のニーズに特別な重点を置いていることを改めて示すものだという。
フィアットのSUVコンセプトは、安全性、多用途性、デザインの面で顧客のニーズに応え、世界中の家族にゆとりと堅牢性をもたらす、とフィアットは自負する。新しいデザイン言語を導入しており、光るフロントグリルにロングルーフ、アルミホイールやフェンダーの「FIAT」ロゴなどが特長だ。
フィアットの新製品群は、電気自動車、ハイブリッド車、内燃機関車の各種パワートレインを用意して、世界中のどの地域の顧客にとっても選択肢となるよう意図されている。新ファミリーの最初のクルマは2024年7月に発表され、その後3年間は毎年新モデルが発表されるという。