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ミニバンから電動SUVに変化、ルノー『セニック』新型…ジュネーブモーターショー2024出展へ

  • 《photo by Renault》
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ルノー(Renault)は2月20日、新型電動SUV『セニックE-TECHエレクトリック』を2月26日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー2024に出展すると発表した。

新型『セニック』は、従来型のミニバンから電動SUVに変身した。セニックE-TECHエレクトリックは、2022年秋に発表されたコンセプトカー『セニック・ビジョン』の市販版だ。セニックの新型として登場したセニックE-TECHエレクトリックは、ルノー日産三菱アライアンスの「CMF-EV」プラットフォームをベースにする。

EVパワートレインには、コンパクトで軽量なシンクロモーターを搭載する。2つのバージョンがあり、標準仕様は最大出力170hp、最大トルク28.6kgmを発生する。高出力仕様は、最大出力220hp、最大トルク30.6kgmを獲得する。

2種類のバッテリーが用意された。蓄電容量60kWhの場合、1回充電での航続が最大およそ420km。蓄電容量87kWhの場合、1回の充電での航続が最大およそ620km(いずれもWLTPサイクル)に到達する。このバッテリーは、CMF-EVプラットフォームに適合するよう、最適化されている。

複数の充電システムに対応している。全車に標準の充電器は、高速道路などのDC急速充電器や単相の家庭用充電器と接続できる。単相の家庭用システムにも対応している。また、最大出力22kWの交流三相充電システムも利用できる。