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マクラーレンSUV、登場は2028年以降?「ランボルギーニ・キラー」となるか
マクラーレンは長年にわたり、SUVやクロスオーバーを導入するという考えを断固として否定してきた。しかし、現在はポルシェやフェラーリでSUVモデルの開発を主導したマイケル・ライターズCEOが会社を率いており、SUVに対するマクラーレンの抵抗は弱まり始めているのも事実だ。
実際、ライターズ氏はマクラーレンのSUVのアイデアにオープンであることを表明している。2028年までには市場に投入されることはないと明言しているが、期待は高まる。この英国を代表するスーパーカーメーカーがフェラーリ、アストンマーティン、ランボルギーニの道を模倣することを選択した場合、そのSUVはどのようなものになるのだろうか? その姿を予想する。
今回紹介するのは、「ランボルギーニ・ウルスやフェラーリ・プロサングエの直接のライバルとなる可能性がある」とコメントするデザイナーのセルギイ・ドヴォルニツキー氏が、『750S』からデザインのヒントを得て制作した非公式の予想CGだ。「アクティバ」と名付けられたこのCGは、コンセプトカー然としているものの、市販時を想定させるリアルさがある。
フロントエンドは、マクラーレンでおなじみのアーチ形をしたシンプルなLEDヘッドライト、その輪郭をなぞる立体的なバンパーとエアインテークを持つ。イメージカラーであるオレンジのボディにグロスブラックのルーフを持つ2トーンとし、ホイールアーチにはSUVらしさを際立たせるブラックのパーツが採用されている。
4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンをフロントに搭載することを想定し、ロングノーズとなっていることにも注目だ。
車高が高められ、4ドアを持つSUVをイメージしているが、流れるようなデザインはスポーツクーペのようだ。テールエンドには細いLEDテールランプが走る。先進的なイメージを持たせつつもマクラーレンらしさを感じさせるデザインに仕上げた。
現段階ではこのマクラーレンSUVに関する正式な情報は一切ないが、数年以内に現実のものとなるのは間違いないだろう。