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VWゴルフのワゴン、「ヴァリアント」も改良新型…スポーティなRラインを設定

  • 《photo by VW》
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フォルクスワーゲンは1月24日、ワゴンの『ゴルフ・ヴァリアント』(Volkswagen Golf Variant)の改良新型を欧州で発表した。

ゴルフ・ヴァリアントは、1993年に初代が発売されて以来、全世界で300万台以上が販売されており、『ゴルフ』 シリーズの主力車種の一部となっている。現在までに、合計6世代のゴルフ・ヴァリアントが発売されており、それぞれが各ゴルフ世代のハッチバックバージョンのプラットフォームをベースにしている。

改良新型では、エクステリアが変わった。新デザインのLEDヘッドライトや新しいフロントバンパーが装備され、表情が変化した。LEDヘッドライトは、直線的なラインを持ち、内側に向かって絞られている。「パフォーマンス・ヘッドライト」がオプション設定された。この場合、フロントグリルの上側にLEDストリップがあしらわれる。リアは、LEDテールライトクラスターを新デザインとした。

室内では、インフォテインメントシステムのハードウェアとソフトウェアが一新された。第4世代の「モジュラー・インフォテインメント・システム(MIB4)」がベースになり、新しいグラフィックとタッチディスプレイの新メニュー構造により、操作が改善され、シンプルになった、と自負する。

この直感的なインフォテインメントシステムには、2種類のワイドディスプレイが用意される。ベーシックバージョンの「Ready 2 Discover」のタッチスクリーンは10.4インチ、最上位バージョンの「Discover」のディスプレイは12.9インチだ。新しいタブレット型MIB4ディスプレイは、温度と音量調節のタッチスライダーが新開発された。

ラゲッジスペースは、後席の背もたれの上部まで荷物を積載すると、611リットルの容量を持つ。後席を折りたたむと、容量は1642リットルに拡大する。オプションの電動リアトランクリッドは、荷物を両手で抱えている場合、センサー制御のオープナーを使用して、トランクルームを開くことができる。この操作は、リアバンパーの前で足を動かすことによって行う。

改良新型には、「Rライン」が設定される。エクステリアは、専用デザインのバンパーや、ハイグロスブラック仕上げのサイドシルトリムなどによって、スポーツ性を強調した。ダイヤモンドカットが施されたブラックの17インチアルミホイールで足元を引き締める。インテリアには、革巻きのマルチファンクションスポーツステアリングホイール、ドライビングプロファイル選択機能、専用シートカバー付きプレミアムスポーツシートを装備している。