注目の自動車ニュース
いろいろ「エコ」な「5MT スイフト」は走りも行けそうだった…東京オートサロン2024
スズキは新型『スイフト・ハイブリッドMX(2WD)』の5MTモデルを東京オートサロン2024に出展した。
スポーツハッチバックとしてのイメージが強いスイフトだが、新型に「スイフトスポーツ」が追加設定されるかは現時点では不明。その中でスイフト・ハイブリッドMXのMT仕様は2024年1月17日に発売されたばかりだ。MTでスイフトを走らせたいユーザーには注目の1台だろう。
◆展示車両は「スポーツ」っぽいイメージ 進化したエクステリアは性能十分
スイフト・ハイブリッドMXのエクステリアは、ラウンド形状を採用することで先進的なイメージを表現し、スタイリッシュな印象だ。ボディカラーはレッド。サイドにはチェッカーフラッグ調のラッピングが施されており、走りのイメージを前面に押し出したデザインだ。
新型スイフトは、デザインの変更と共に空力性能も大きく進化させた。バックドアサイドスポイラーやフロントストレイク、フロントバンパー、ホイール形状の最適化により、先代モデルに比べて空気抵抗を約4.6%低減しコンパクトカークラストップレベルの性能を実現している。
◆MT車こそハイブリッドの恩恵を受ける?楽しく「エコ」に乗れるスイフト
ハイブリッド×MTの組み合わせは、スイフトには新しいものだ。1.2リットル3気筒+マイルドハイブリッドが搭載さている。MT車はCVT車より20kg軽量で、WLTCモード燃費は25.4km/Lと新型スイフトの中で最も燃費が良い。さらに、先代モデルよりボディ剛性や静粛性も上がっており、走りの質感も進化している。
新型スイフトのハイブリッドMXは“スイスポ”でなくとも、軽やかに走りを楽しめる「ハイブリッドのスイスポ」といったところか。エコカー減税が100%適応されるのはMTモデルだけ、というのも注目ポイントだ。
価格はオプション込みで221万7600円となっている。