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年内デビューとなるか、BMW M8ファミリー第3弾「グランクーペ」は630馬力
BMWの頂点に君臨するスポーツカー『M8』ファミリーが拡大中だ。2ドアの『M8クーペ』、オープンモデルの『M8カブリオレ』が今夏にもデビューするが、その第三弾となる4ドア『M8グランクーペ』を厳冬のスカンジナビアでカメラが捉えた。
M8グランクーペは、2018年3月のジュネーブモーターショーにて公開された『コンセプトM8グランクーペ』の市販型だ。捉えた開発車両は、ベースモデルよりロー&アグレッシブなフロントエンドを持ち、『7シリーズ』改良新型よりコンパクトなキドニーグリルが見てとれる。
大型ブレーキ、クワッドエキゾーストパイプ、ダックテールスポイラーなどスポーティなパーツを備える反面、コンセプトモデルにあったフロントフェンダーのエアアウトレットやリアバンパーのエアベントが消滅するなど、ややトーンダウンされている印象だ。
しかしそのボンネットフードの下には、4.4リットルV型8気筒を搭載。「M xDrive AWD」システムを標準装備し、最新情報によれば、最高出力は630psにも達する可能性があるという。また、「M8」の下には最高出力530psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する「M850i」も控えている。
M8グランクーペのワールドプレミアは早くても2019年末で、2020年前半が有力とされている。