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公道封鎖で「Gターン」決める、メルセデスベンツ『Gクラス』EV
メルセデスベンツは、SUV『Gクラス』(Mercedes-Benz G-Class)の最新EVプロトタイプをCES 2024で初公開した。これに合わせて、米国ラスベガス市街地の公道を封鎖して、4台のプロトタイプが「Gターン」を披露している。
メルセデスベンツは2021年9月、ドイツで開催したIAAモビリティ2021において、『コンセプトEQG』を発表した。コンセプトEQGは、メルセデスベンツ伝統のオフローダー、GクラスのEVを示唆したコンセプトカーだった。その後、市販バージョンの開発を進めており、2024年にデビューする予定だ。
コンセプトEQGでは、各車輪の近くに、4つの電気モーターをレイアウトした。4個のモーターは個別に制御できるため、オンロードとオフロードの両方で独自の走行特性を発揮するという。また、ラダーフレームに内蔵されたバッテリーにより、低重心を実現していた。
メルセデスベンツは、現在開発を進めているGクラスの最新EVプロトタイプをCES 2024で初公開した。これに合わせて、車体にカモフラージュをまとった最新プロトタイプ4台が、米国ラスベガス市街地の公道を封鎖して、Gターンを披露している。Gターンとは、その場で360度回転するもので、大トルクのモーターを生かしたドーナツターンだ。