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ないモノは作る!『Gクラス』をオープン化…世界限定20台
世界最高峰のラグジュアリーオフロードSUV、メルセデスベンツ『Gクラス』をオープン化した「カブリオレ」が、世界限定20台生産される。カスタマイズを行うのは、ドイツに本拠を置くRefined Marquesだ。
Gクラスは、先代モデルにカブリオレが設定されていたが、2013年に生産を終了。現行型にカブリオレは用意されていない。そこでRefined Marquesは、現行Gクラスの高性能モデル、メルセデスAMG『G63』をベースにしたカブリオレを、世界限定20台生産する。
先代のGクラス・カブリオレは2ドアがベース。しかし、現行型をカスタムしたGクラス・カブリオレは、4ドアがベースとなる。車体後部を大胆にカットし、ソフトトップを装着した。後席の小さなドアは逆ヒンジで開閉するように改造されている。4ドアベースでありながら、2ドアのように見せる巧みなカスタマイズといえそうだ。
4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力585hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2500~3500rpmを発生する。トランスミッションは「AMGスピードシフトTCT 9G」で、駆動方式はAMGパフォーマンス仕様の4WD「4MATIC」だ。前後の駆動トルク配分は、40対60を基本とし、路面状況や走行状況に合わせて変化する。サスペンションやブレーキなど、足回りは強化されている。