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プジョー 208 新型、新デザイン言語を導入…ジュネーブモーターショー2018で発表へ

プジョーは2月25日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2019において、新型プジョー『208』(Peugeot 208)を初公開すると発表した。

プジョー208は、『207』の後継車として2012年3月、ジュネーブモーターショー2012で発表された。プジョーの主力Bセグメント車が208となる。その208がデビューから7年を経て、モデルチェンジを行い、ジュネーブモーターショー2019で新型がデビューする。新型は2世代目モデルとなる。

◆プジョーの最新デザイン言語をエクステリアに導入

新型208には、プジョーの新世代デザイン言語を導入する。これは、新型『508』から導入が開始されたもの。新型208では、フロントにシングルフレームグリルを採用し、ヘッドライトやテールランプには、「3つの爪」が表現されるのが新しい。上級グレードには、フルLEDヘッドライトを装備した。リアのディフューザーはグロスブラック仕上げが選択可能。クロームのテールパイプも装備できる。ボディサイズは先代モデルよりも長く、ワイドで低くなった。

「GTライン」と「GT」では、光沢のあるブラックホイールアーチを装備。プジョーによると、ホイールをより大きく見せるための演出だという。ボディカラーには、メタリックファロイエロー、トリプルコートのブルー、カラートップコート付きのエリキシルレッドなどが用意されている。

◆最新の「i-Cockpit」でコネクティビティを追求

新型208には、最新の「i-Cockpit」を採用する。i-Cockpitは、コネクティビティを重視したプジョーの新世代コクピットだ。i-Cockpitはプジョーが2012年、まずは先代208に採用。その後、『2008』、『308』、『3008』、『5008』と、導入車種を拡大した。現在ではおよそ500万台以上に、i-Cockpitが搭載されている。

新型208には、最新のi-Cockpitを採用。直感的で、より自然なドライビングエクスペリエンスを目指してデザインされた操作パネルが特徴だ。人間工学に基づいたタッチスクリーンも採用された。ドライバー正面のメーターは、デジタル表示となっており、情報がホログラム形式で投影される。

また、ステアリングホイールをよりコンパクトにし、ドライバーの視界や足下スペースを開放できるように配慮した。最大で10インチの大型タッチスクリーンは、インストルメントパネルの中央へ配置。その下に、各種スイッチが並ぶ。8速ATのシフトレバーは電気式で、ワンタッチ操作が可能。ステアリングホイールには、パドルシフトを装着する。

センターコンソールの収納スペースでは、スマートフォンを誘導充電できる。Appleの「CarPlay」や、グーグルの「Android Auto」に対応。最大4つのUSBソケットが装備できる。TomTomの「トラフィック・コネクテッド3Dナビゲーション」は、交通状況と危険な場所をリアルタイムで表示する。

◆アダプティブクルーズコントロールなど最新の先進運転支援システムを採用

新型208には、最新の先進運転支援システム(ADAS)が採用される。8速AT車には、「ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール」を用意。高速道路などで、前車と一定の車間距離を維持しながら追従走行し、前車が停止した場合は停車。自動で再発進することもできる。

この他、「レーン・ポジション・アシスト」、最新世代の自動ブレーキ、「ディスタント・アラート」、「アクティブ・レーン・キーピング・アシスト」、「ドライバー・アテンション・モニタリング」、「駐車アシスト」、「交通標識認識」、「アクティブ・ブラインドスポット・モニタリング」などが設定されている。

欧州向けのパワートレインは、ガソリンとディーゼルだ。ガソリンは1.2リットル直列3気筒ターボ「ピュアテック」。最大出力は75hp、100hp、130hpの3種類が設定される。ディーゼルは、1.5リットル直列4気筒で、最大出力100hpを発生する。