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マクラーレン 600LTスパイダー、MSO がカスタマイズ…ジュネーブモーターショー2019で発表へ
マクラーレンオートモーティブは、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー2019において、マクラーレン『600LTスパイダーMSO』(McLaren 600LT Spider MSO)を初公開すると発表した。
マクラーレン『600LTスパイダー』は、マクラーレン『570Sスパイダー』をベースに、さらなる高性能を求めて、パワフルなエンジンを軽量ボディに組み合わせたモデルだ。車名の「LT」とは「ロングテール」を意味し、伝説的なレーシングカー、マクラーレン『F1 GTRロングテール』に由来する。
マクラーレン600LTスパイダーでは、3.8リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンにチューニングを施した。冷却システムに改良を施し、エキゾーストシステムの背圧を低減するなどして、最大出力600ps、最大トルク63.2kgmを獲得する。トランスミッションは7速「SSG」で、0~100km/h加速2.9秒、最高速324km/hの性能を備える。
ジュネーブモーターショー2019で初公開されるマクラーレン600LTスパイダーMSO は、600LTスパイダーをベースに、マクラーレンのビスポーク部門、「MSO」(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)が特別なカスタマイズを行った。
ボディをダブグレーで塗装。ネイピアグリーンのアクセントを添えた。フロントリップスポイラー、サイドシル、リアのディフューザーなどのエアロパーツは専用仕上げとなる。サテン仕上げのビジュアルカーボンファイバーを各部に採用。10本スポークの超軽量鍛造アルミホイールはグロスブラック仕上げ。リトラクタブルハードトップはMSOのオーダーメイドのカーボンブラックとした。
インテリアには、カーボンファイバートリムとアルカンターラを使用する。マクラーレン『セナ』用に開発された超軽量カーボンファイバーレーシングシートも、オプションで装備できる。コネクティビティも追求。サーキットでの走りを楽しめるように、「マクラーレン・トラック・テレメトリー」(MTT)と3台のカメラシステムを搭載している。