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巨大なリアウイング!ポルシェ 911 GT3 新型プロトタイプ、豪雪を駆ける
ポルシェの992型『911』に設定されるハードコアモデル、『911 GT3』新型プロトタイプが、厳冬のスカンジナビアで耐寒テストを開始した。
巨大スノータイヤを履き、豪雪の山中を驀進(ばくしん)するプロトタイプは、まるで究極のスノーモービルだ。フロントバンパーは偽装パネルで完全に隠され、ディテールは不明。またこれまでのポルシェには見られない大型リアウィングが市販型かも定かではない。
現段階で露出しているのは、ボンネットフードのエアスクープ、デュアルエキゾーストパイプ、LEDストリップライト程度だが、注目はブレーキキャリパーだ。以前のプロトタイプでは「S」モデルに採用されるレッドカラーだったが、最新プロトタイプではイエローを装着しており、高性能「PCCB」(ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ)と思われる。GT3新型の開発は終盤へ入るとみられ、これから急ピッチで完成形へと向かうだろう。
パワートレインは、4.0リットル水平対向6気筒NAエンジンが予想され、最高出力は、550psを叩き出す。ワールドプレミアは、2019年9月のフランクフルトモーターショーが有力だ。