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車名復活、ルノー『5』新型は航続400kmの小型EV

  • 《photo by Renault》
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ルノー(Renault)は11月30日、小型ハッチバックEVの『5(サンク)』新型を2024年2月、ジュネーブモーターショー2024で初公開すると発表した。正式な車名は、ルノー『5 E-TECH』だ。

ルノー5 E-TECHには、ルノー日産三菱アライアンスが共同開発した「AmpRスモール」(旧名称は「CMF-B EV」)プラットフォームを、初めて使用する。クラス最高のパフォーマンスを実現しながら、そのセグメントで最も競争力のあるEVを目指す。

新開発のバッテリーパックは、『ゾエ』用バッテリーの12個のモジュールから、4個の大型モジュールに変更された。構造がよりシンプルになり、15kgの軽量化も実現する。バッテリーの蓄電容量は52kWh。1回の充電で最大400km(WLTPサイクル)の航続を可能にした。

ルノーは、5 E-TECHのティザー写真を公開した。ベース価格は2万5000ユーロ(約400万円)で、Bセグメントのハイブリッド車に匹敵する、としている。

「5」の車名は、70~90年代にヒットしたコンパクトカーの車名の再来だ。