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金を含む塗装も! ポルシェの新プログラム…『パナメーラ』新型を早くもカスタム
ポルシェ(Porsche)は11月27日、4ドアスポーツカーの新型『パナメーラ・ターボ』の「ソンダーバーシュ」を、中国上海で初公開した。特別なカスタマイズが施された1台限りのモデルになる。
ソンダーバーシュ(Sonderwunsch)とは、スペシャルリクエストを意味する。「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥール」が、2021年から開始した新たなカスタマイズプログラムの名称だ。ワンオフモデルでは、新型パナメーラ・ターボをベースに、細部に及ぶこだわりのカスタマイズが施されている。
ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥールは、新型パナメーラ・ターボを、特別なボディカラーの「レブロン・バイオレット・メタリック」のツートーンカラーで塗装した。このバイオレットカラーは、ほのかにチェスナットを思わせる色調が特長だ。ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥールとスタイル・ポルシェの専門家は、精巧な技術を駆使して、このレブロン・バイオレット・メタリックをボディ下側に向かうにつれて、ソリッドブラックにフェードインさせた。
ドアシル、フロントとリアのスポイラーリップはソリッドブラック仕上げだ。ヘッドライト、テールライト、ウィンドウもこのテーマを踏襲しており、テールパイプはブロンザイト製とした。クリアコートには、本物のゴールドを蒸着させたフレークが含まれており、奥行き感のある高級感を演出した、と自負する。
エクステリアには、アヴィウムメタリックのピンストライプとソンダーバーシュのロゴが添えられた。21インチのセンターロックホイールとサイドウィンドウのフレームも、アヴィウムメタリックで仕上げられている。