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ランチア復活、小さな高級車『イプシロン』新型を2024年2月発表
ランチアは11月27日、コンパクトカーの『イプシロン』(Lancia Ypsilon)の新型を、2024年2月にイタリア・ミラノで初公開すると発表した。ティザー写真を配信している。
初代イプシロンは、『Y』のネーミングで1995年に登場した。小型車でありながら、約100色もの内外装色を自由に組み合わせられる点が人気を呼び、欧州で支持された。
2002年には、2代目イプシロンがデビューした。初代と同様に「小さな高級車」というコンセプトを掲げて、人気を集める。2011年春、ジュネーブモーターショー2011で発表されたのが、現行の3代目イプシロン。従来の3ドアハッチバックボディから、実用的な5ドアハッチバックに変更。日本市場には、クライスラーブランド車として導入されていた。
ランチアは、このイプシロンの新型を2024年2月、イタリア・ミラノで初公開する予定だ。ランチアはイタリアの家具ブランド、「カッシーナ」と協力。新型イプシロンの発売記念限定車「EDIZIONE LIMITATA CASSINA」のティザー写真を配信した。
ティザー写真では、新型イプシロンの内装の一部を紹介。カッシーナのロゴが見て取れる。また、ランチア創立の1906年にちなみ、限定車が1906台生産されることを伝えている。