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トヨタ『クラウン』、中国で3年半ぶりにセダンが復活…広州モーターショー2023
トヨタ自動車と第一汽車の中国合弁、一汽トヨタは、新型『クラウン』(Toyota Crown)の中国仕様車を広州モーターショー2023で初公開した。日本で11月2日に発表された新型『クラウン・セダン』の中国仕様車が、広州モーターショー2023でデビューした。
クラウンは1964年、中国で発売されて以来、現地の顧客に受け入れられてきた。トヨタはクラウンのモデルチェンジを行う度に、あらゆる時代の顧客のお気に入りのモデルを目指してきた。
一汽トヨタで現地生産されてきた4ドアセダンのクラウンは2020年春、生産を終了した。その後、SUVの『クラウン・クルーガー』やミニバンの『クラウン・ヴェルファイア』に、クラウンの名前が継承されていたが、セダン不在の状態は続いていた。
広州モーターショー2023では、新型クラウン・セダンの中国仕様車がデビューした。2020年春の現地生産の終了以来、およそ3年半ぶりに中国でクラウン・セダンが復活した。一汽トヨタは、フラッグシップサルーンの復活、そしてクラシックラグジュアリーの復活、としている。