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ポルシェの整備工場で自動運転…タブレット操作で無人の入出庫テスト

ポルシェ(Porsche)は2月21日、ドイツ国内のポルシェの整備工場において、自動運転システムのテストを行うと発表した。

このテストは、ドイツのルートヴィヒスブルクにある整備工場で実施する。ドイツ・ベルリンに本拠を置く自動運転技術のスタートアップ企業、コペルニクス・オートモーティブと共同で行われる。

テストでは、整備工場の駐車場からワークショップに入庫する際の車両の移動を、ドライバーなしの自動運転で行う。メカニックがタブレットを使用して、ポルシェのスポーツカーを駐車場から自動運転で引き出し、整備終了後、再び自動運転で駐車場に戻すことを目指す。

また、AI(人工知能)テクノロジーが、車両の進行方向を制御するだけでなく、障害物などを認識し、走行ルートを計画する。走行速度は、7km/hに抑えられる。

ポルシェは実際のテストの前に、バーチャル環境でのテストを行う。100万km以上の仮想走行を実施し、その後の100日間の実走行テストにつなげていく。