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レクサス UX200 F SPORT…和デザインも取り入れた新・主力SUV[詳細画像]
レクサスの新たな主力モデルとして2018年11月に登場した都会派クロスオーバーSUV『UX』。SUV人気もさることながら、GA-Cプラットフォームの採用や軽量化によるハンドリングの良さ、新開発のパワートレーンによる動力性能の高さなど、クルマとしての基本性能は一定の評価を受けている。今回は、2リットルガソリンモデルの「UX200 F SPORT」を36枚の写真で紹介する。
UXのボディサイズは全長4495mm、全幅1840mm、全高1540mm。エクステリアデザインは、力強さを強調する厚みのあるボディや、俊敏な走りを想起させる低重心のプロポーションや張り出した前後フェンダー、大径タイヤを特徴とする。
レクサスの顔であるスピンドルグリルはUXオリジナルのブロックメッシュ形状とし、角度によって表情を変える。三眼LEDヘッドランプの上部にはアローヘッド形状のランプを配置し、UXならではの個性を持たせている。F SPORTでは、専用のパターンによるメッシュを採用。さらにメッキパーツを漆黒タイプとすることで車両下部をダークトーンでまとめている。
サイドでは、高い整流効果を持たせたという力強いブラックのアーチモールが目を引く。前後アーチモールを縁取るようなフェンダーの造形、ドアパネルの後端に行くに従ってキックアップしたキャラクターラインは、力強さと同時に都会的な雰囲気も感じさせる。
リアにも“スピンドル”をテーマとした面取り造形を施し、デザインの一体感をもたらすと同時に、SUVならではの安定感も演出。また立体感のある左右一体リアコンビネーションランプも大きな特徴となっている。
インテリアはレクサスモデル共通の印象を持たせながらも、内と外の境界を曖昧にする日本の建築思想に着想を得たという造形を取り入れ、サイズ感以上の開放感を実現。シートには伝統技法の「刺し子」をモチーフとしたステッチを採用し、インパネ上部のオーナメントでは和紙のような質感を表現するなど、日本の美意識も取り入れた。操作系は人間工学に基づきミリ単位で調整し、運転に集中できる空間を実現。また、センターコンソールには体格を問わず使いやすい前後に長いアームレストを採用しているのも嬉しいポイントだ。