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ポルシェEV「タイカン」、零下40度で航続テスト…充電中をスクープ

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ポルシェ初の量産EVスポーツ、『タイカン』のプロトタイプ車両2台を零下40度のスカンジナビアでカメラが捉えた。ポルシェは1月、公式にタイカンのプロトタイプ写真を公開している。カモフラージュされた黒い車両であることは同じだが、ナンバーが異なっていることから別の個体と見られる。

スカンジナビア北部のパブリック・ステーションで充電中のプロトタイプは、市販型と見られるヘッドライトユニットやホイール、フェイクのエキゾーストパイプを装着。新型『911』タイプのLEDストリップテールライトが光りを放っている。トランクはかなり狭い開口部だが、『パナメーラ』と異なりテールゲートの代わりにセダンスタイルのトランクリッドを持っているため、中は広々としている。

市販型EVパワートレインは2基の永久磁石シンクロナスモーター(PSM)を搭載し、最高出力600ps以上を発揮する。0-100km/h加速は3.5秒以下、0-200km/h加速12秒以下で駆け抜け、『911カレラGTS』よりも速い。

最新情報によると、1回の充電での航続は530km以上とも伝えられ、マイナス40度に達するスカンジナビアでも400km以上を走るテストを検証しているようだ。また800V高速充電「ターボチャージング・ステーション」により15分で400km分の充電が完了するという。

タイカンは2019年の発売が予定されており、ドイツ・ツッフェンハウゼンの本社工場で1500名を新規に雇用すると発表している。