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その名は『ナイアガラ』、ルノーの次世代ピックアップトラック…2027年までに市販化へ

  • 《photo by Renault》
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ルノーは10月25日、次世代ピックアップトラックを提案する『ナイアガラ・コンセプト』(Renault Niagara Concept)を発表した。2027年までにグローバルモデルとして、市販化する計画だ。

ナイアガラ・コンセプトは、ゆったりとした曲線や彫りの深いディテールなどにより、ルノーのエモーショナルな新しいデザイン言語を反映している。フロントグリルはタフなデザインだ。このグリルは、鉱物のように削り出され、立体的な形状とした。グリル上のルノーのロゴは、ポップカルチャーにインスパイアされた「ピクセルアート」仕上げとしているのが特長だ。スリムなヘッドライトの周囲には、デイタイムランニングライトを配置している。

ナイアガラ・コンセプトでは、フロントスキッドプレート、高めの最低地上高、充分なストロークを持つサスペンションや前後ブレークオーバーアングルなど、過酷なオフロードで走るため装備を採用している。

垂直に切り立ったフロントマスクは、力強さを示している。アッパーボディを囲むワイドなショルダーもタフな外観に見せる効果を発揮する。リアでは、傾斜したルーフラインとクォーターウインドウピラーが、エネルギッシュでスポーティな雰囲気を演出している。

ナイアガラ・コンセプトの車体には、ルノーブランドのロゴやパターンに着想を得たカモフラージュをまとう。グリーンは冒険を、イエローはスポーツカーのエッジを、ライトグレーはテクニックを、そしてブラックはパワーを表現しているという。

ナイアガラ・コンセプトは、ルノーグループの新開発のフレキシブルプラットフォームをベースにしている。そのパワートレインは、「E-TECH」ハイブリッド4WDテクノロジーとし、フロントの48Vマイルドハイブリッド付きエンジンに、リアの電気モーターを組み合わせる。その結果、日常的な走行の半分をEVモードでこなし、CO2排出量を削減する、としている。